セサミンと「ゴマペプチド」
ゴマに含まれている栄養成分といえばセサミン。
そして近年、注目されている成分がゴマペプチドです。
ゴマペプチドとはどのような成分なのでしょうか?
ゴマペプチドはアミノ酸の一種で、血圧を下げる効果があります。
血圧を下げる作用について詳しく説明します。
塩分が濃い食事、喫煙、運動不足が続くと、アンジオテンシン転換酵素が活性化してしまいます。
このアンジオテンシン転換酵素は血管を縮める作用があるので、血圧が上がってしまうのです。
ゴマペプチドは、このアンジオテンシン転換酵素の働きを阻害することができるので、高血圧を改善・予防することができます。
ゴマペプチドを摂取する際に、注意していただきたいことがあります。
ゴマペプチドは、摂取量を守って摂る分には副作用の心配がありません。
しかし、過剰に摂取してしまうと、立ちくらみやめまいを引き起こす可能性があります。
ですから、ゴマペプチドを摂るときには、摂取量を守って摂るようにしましょう。
ところで、セサミンにも高血圧を改善する効果があります。
セサミンはどのように高血圧を改善するのでしょうか?
セサミンは抗酸化作用がとても強力。
抗酸化作用とは、活性酸素を抑制する作用のことです。
活性酸素は血管や細胞を老化させてしまうのですが、セサミンの抗酸化力で活性酸素を抑えることによって血管や細胞を元気にすることができます。
これにより、高血圧を改善・予防することができるのです。
セサミンは高血圧予防の他にも、肝機能向上、更年期障害の改善、コレステロール値の低下、がん予防、骨粗鬆症予防などがあります。
このように、ゴマに含まれているゴマペプチドとセサミンは優れた健康効果があるのです。
ゴマペプチドとセサミンの効率的な摂取方法をご紹介します。
ゴマペプチドはお茶タイプが有名ですが、サプリタイプもあります。
一方、セサミンはサプリタイプが主流です。
どちらの成分もサプリで摂ると、栄養を効率的に吸収することができる上に長く続けることができます。
血圧が高い方は、ぜひゴマペプチドとセサミンをチェックしてみてくださいね!